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第11回ムギ类研究会で関根茜さんが「优秀発表赏」を受赏!

平成28年12月10日(土)?11日(日)に冈山大学资源植物科学研究所で开催された第11回ムギ类研究会(※)で、国际総合科学部?理学系?生命环境コース4年の関根茜さんが「优秀発表赏」を受赏しました。
受赏について関根さんにお话を伺いました。

(※)ムギ类研究会は、オオムギおよびコムギの研究者が集まる研究会で、毎年1回开催されています。

今回の第11回ムギ类研究会では、どのような内容を発表されたのでしょうか?また、どのような点が今回の受赏につながったのでしょうか?

アオウキクサから見出された植物脂肪酸のKODA(α-Ketol-OctadecaDienoic Acid)は、その液にたった1回植物の種子を漬けたり、花芽にスプレーしたり、挿し木を浸すだけで、たくさんの花や実をつけたり発根を促進して、最後には作物の収穫量を上げることが報告されています。私は植物が育つのに必要な栄養である窒素が欠乏したストレス条件で、KODAが示す効果の研究をしています。日本国内で現在まで栽培されてきた遺伝系統の分かっているコムギ96品種(コアコレクション)を使い、窒素飢餓と追肥による回復能力を調べました。KODA処理を行うことで穂数と種子数が増加した結果、収穫量は全体で約12%向上し、特に肥料切れで収量が下がる品種ほど大きな底上げ効果を観察しました。
他の学生の発表と违って、直接的に农家の収穫量が向上する可能性を含んだ结果であり、未来の世界の食料生产课题に役立つ研究発表だったことが受赏につながったのだと思います。

参加にあたって、事前準备など特に意识した点や工夫した点があれば、お闻かせください。また、苦労した点と、それをどのように乗り越えられたかも教えてください。

今まで学外の人に向けて発表した経験がなく、ポスターの内容、构成および口头発表の要点をいかに効果的に発表するのか分かりませんでした。しかし、先生やほかの研究者の方々から、図表や文字の効果的な见せ方、要旨や结论を初めに伝え论理立てて説明する方法など、「どうしたら自分の研究の面白さと意味が共有できるのか」について繰り返しの议论を重ねる大切さをご指导いただきました。また、発表前日には実寸で出力したポスターを确认してもらい、构成や表现でわかりづらい点を率直に指摘いただき修正して临めたので、当日は简洁にわかりやすく伝えることができたと思います。

普段はどのような研究?勉强をされているのでしょうか?

コムギが育ちにくい土地や食粮难に苦しむ地域でも、収穫量を増やし安定的に食粮确保できるようにするための研究を行っています。叶緑素や光合成の活性度と収穫量の関係性を明らかにするため、毎週畑でコムギの成长を観察するとともに、コムギに関する様々なデータを採取し、统计的に解析しています。データ収集のほかにも、毎週行われる研究室のセミナーで、自分の研究の进捗発表と考え方のディスカッションを重ねることで、同级生や后辈から新しいものの见方や植物科学の情报を得られ、刺激を受けています。自分が発表する际は、绍介する论文の趣旨や面白さがより伝わるよう、构成や见せ方、话し方を工夫しながら取り组んでいます。

関根さんの将来の梦や、目标を教えてください。

横浜市大では授业や研究だけでなく、サンフランシスコの日本语学校におけるアシスタント教师の国际ボランティアや、メキシコの遗伝资源について学ぶ外务省のプログラムに参加するなど、様々な経験から多くを吸収して学生生活を満喫してきました。また、理科教育にも関心があり教职课程を履修しましたが、大学卒业后は大学院で理科教育についての専门的な研究を进めます。
将来は、横浜市大で学んだことを活かし、社会に贡献できるような人间になりたいと思います。

坂智広教授(植物遗伝资源科学)から関根さんの受赏についてコメントをお愿いします。

関根さんは卒业研究で、実际にテニスコートの広さがある研究圃场で一年をかけてコムギを栽培しながら観察とデータの测定を行いました。资生堂と横浜市大との共同研究を通じて、碍翱顿础が环境ストレスに対して画期的な効果を持つことを示しました。地球规模での环境変动と食料危机が心配される时代の中で、毎日の地道な努力で世界を救う可能性のある研究のシーズを生みだしました。小柄で大人しい外见とは异なり、研究室での勉强にくわえて雨の日も暑い日も圃场でコムギを调査するガッツと秘めた情热が将来性の大きい研究成果を生み、今回の受赏として评価されたのは大変素晴らしいことです。

(2017/01/27)

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