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木原生物学研究所木原生物学研究所
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川浦?一色グループ

川浦?一色グループ

植物ゲノム科学部门

 
川浦 香奈子 准教授
 
  一色 正之 准教授

研究内容

重要作物であるパンコムギは3種の野生のコムギが合わさり異質倍数化により進化してきたことを 特徴とします。従って、パンコムギは一つの細胞の中に3種の遺伝子セット(ゲノム)を持ちます。パンコムギのゲノムはこのような異質倍数性により複雑であるばかりでなく巨大であるため、作物の中ではゲノム解析は遅れていました。
近年、塩墓配列解読の技术革新によりゲノム情报が集积してきました。それらの情报を活用し、パンコムギは3种の遗伝子セットをどのように利用して遗伝子制御ネットワークを构筑しているのかを解明しようとしています。これらの知见を分子育种に応用し、环境适応性の强化、小麦粉の品质や机能性成分の向上、穂の形态や草型の改変による収量の増加といった课题に取り组んでいます。&苍产蝉辫;

コムギの环境ストレス耐性强化に向けて

六倍体のパンコムギは、四倍体コムギと二倍体コムギのゲノ ムをあわせもっため、四倍体コ ムギや二倍体コムギよりもさまざまな環境に適応できるとされます。人工的に作出された合成コムギを用いて、ゲノムワイドな遺伝学的解析やRNA-Seqによるトランスクリプトーム解析を行い、倍数性進化による環境ストレス耐性強化に関わる要因の解明を目指しています。

小麦粉の品质向上を目指した遗伝子解析

コムギの种子贮蔵タンパク质はグルテンを形成し、小麦粉の加工特性に関わるため重要です。一方で、一部は小麦アレルギーの原因にもなります。これらをコードする遗伝子は高度に重复しており、个别の遗伝子を分别して解析を行うのは烦雑です。私たちは、これらの遗伝子発现制御の仕组みを解明し、小麦粉の品质の改良や小麦アレルギーのアレルゲン低减に生かすことを目指しています。また、小麦粉にヒトの健康に役立つ机能性成分を蓄积する技术の开発を行っています。

パンコムギの遗伝子改変技术の确立

パンコムギの遺伝子の機能解析を行うために形質転換体の作出を行っています。また、パンコムギの3つのゲノムに由来する遺伝子を改変するために、 CRISPR/Cas9によるゲノム編集技術の高効率化を目指しています。ゲノム編集により、特定の遺伝子に変異を誘発することにより、農業特性の向上や、小麦粉の成分を改変したパンコムギの作出を進めています。

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