心室中隔欠损症
心室中隔欠损症とは

?心臓は4つの部屋に分かれていますが、さらに左右2つずつの部屋に分かれています。
?左右の心臓の部屋はそれぞれ壁(中隔)で仕切られています。
?左右の心室(左室と右室)の间にある壁である心室中隔に穴がいている病気です。
?100人に0.7人程度の频度といわれています。生まれながらの心臓の病気である先天性心疾患の中で一番频度が多いです。
どの様な问题が起きますか?
?心室中隔欠损を通って体に流れるべき血液が肺に逃げて行ってしまいます。体に送られる血液は减りますし、左侧の心臓(左房?左室)や肺に负担がかかってしまいます。その结果心不全や肺高血圧(肺の血管が固くなり血液が流れづらくなることがあります)を起こしてしまいます。
?赤ちゃんの时はミルクが饮めなかったり、呼吸が早くなったり、体重が増えない原因になります。
?大人になっても心室中隔欠损が残っていると心不全や肺高血圧だけでなく不整脉など心臓の问题を起こしてしまいます。
治疗法は?
?小さな欠损孔であれば必ずしも治疗が必要なわけではありません。
?1歳から2歳になる前に自然闭锁することが多くあります。
?軽度の心不全がある时は利尿剤や血管拡张薬など心臓をサポートする薬を内服します。
?根本的治疗は外科的に欠损孔を闭锁することです。以下のような场合には手术が必要になります。
①乳児期に心不全が强いとき ②2歳を超えても自然闭锁がなく、欠损孔が大きいとき ③肺高血圧があるとき ④心室中隔欠损が原因で大动脉弁に変形が起きるとき
他の疗养上の注意点は?
?搁厂ウイルス感染予防:
心室中隔欠损症の乳児はRSウイルスに感染すると重症化しやすいです。重症化リスクがあるお子さんはモノクローナル抗体製剤(ベイフォータス?、シナジス?)を使用することで重症化を防ぐことができます。
?感染性心内膜炎:
心臓の中で細菌が繁殖する病気です。心臓を細菌が壊してしまったり、脳梗塞などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。心室中隔欠损症の方は感染性心内膜炎になってしまいやすく歯科治療や大けがの際には予防的に抗菌薬が必要であったり、アトピー性皮膚炎などの治療を積極的に行う必要があります。