当科のご绍介
大学病院としての高度な治疗を通じて、患者さんの视机能に少しでも多くの光明を与えることを目指しております。
疾患别に専门外来を设け、各分野の専门医师が正确な诊断、治疗をご提供いたします。特に、网膜硝子体疾患分野では手术を必要とするすべての疾患を対象に治疗を行っております。
患者さんへ
【初診受付时间】 平日 8:00~10:30
?下记の患者さまは、绍介状なしで受诊可能です。
主な対応疾患と诊疗内容
黄斑サージカル
20年以上の手术経験と学会誌や讲演会で公开している様々な科学的知见をブレンドして、患者さんに一流の手术を提供し、できるだけ満足していただけるよう努めています。
当科の硝子体手术では、光毒性をゼロに抑えた3Dデジタル硝子体手术を導入し、短時間、低侵襲の手术を目指しています。(Horigome Y, Kadonosono K;Retina.2022)
视机能の中心となる黄斑に加齢、または続発性に膜が生じ、视力低下、歪みの原因となります。黄斑上膜は高齢化に伴い急速に増加しています。当科では年间180件以上の黄斑上膜に対する硝子体手术を行っています。
黄斑円孔は5千人に1人が発症します。当院では年间80件程度の手术を行い、円孔闭锁率は99%、视力改善率は90%以上です。
一般的な手术では円孔閉鎖が期待できない症例に対しては我々が開発した網膜自家移植手术を行い(Grewal DS, Kadonosono K, et al;2019. Tanaka S, et al; RETINA,2020)、どんな難症例でも対応いたします。
加齢黄斑変性や動脈瘤破裂による大量の黄斑下出血は高齢者に多く発症し、治療にとても苦慮します。そのような患者さんには我々の開発した組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)網膜下注入や空気注入が有効です。(Kadonosono K, et al; Ophthalmology,2015)
黄斑変性に伴う黄斑化出血术后は黄斑メディカルチームが术后のフォローを行います。
現在、网膜剥离の罹患率は7千人に1人ととても増加しております。その理由は強度近視眼の増加です。当科では网膜剥离手术を年間350件程度行っております。初回手术の網膜復位率96%、3段階以上の視機能改善率は80%以上です。再生医療研究の治療や最新の手术テクニックを応用して、復位だけでなく視力改善を目指しております。
网膜剥离の病状、年齢などに応じで、術式を選択します。(レーザー光凝固術、網膜復位術、硝子体手术)
术后は选択した术式により、数日间うつむきなどの姿势制限が必要になります。
颁翱痴滨顿-19の流行により诊疗や受诊の遅延により、近年笔顿搁が増加倾向にあります。笔顿搁に対する手术は硝子体手术の中でも极めて难しい手术になります。当科では内分泌糖尿病内科と协力し、総合的な笔顿搁诊疗を行える环境を整えています。年间手术件数は100件以上(Ⅰ型糖尿病は约20%程度)、平均视机能改善率は70~80%です。
増殖糖尿病网膜症手术は硝子体手术の中でも极めて难しい手术となります。当院では抗痴贰骋贵治疗併用し硝子体手术を行います。常に最新情报を取り入れ高い治疗成绩を目指しています。病型、病状により、术后はガス、シリコンオイルなどを使用します。术后はうつむきなどの姿势制限が必要になります。また経过により、追加治疗を検讨する场合もあります。
白内障
黄斑メディカル
ドライアイや角膜感染、円锥角膜、など多岐にわたる症例を当院客员教授でもある东邦大学医疗センター大森病院の堀雄一教授をお招きし、角膜専门クリニックとして诊疗、治疗を行っています。当クリニックでもっとも多い症例はドライアイです。重症度に応じて人工涙液涙点プラグや人工血清点眼などを选択します。角膜感染に対しては、原因菌にあった抗菌点眼を使用しますが、重度の角膜溃疡や角膜穿孔に至った症例に関しては、角膜移植などの手术を行う场合もあります。そのほか円锥角膜に関してはクロスリンキング手术も対応しています。
ぶどう膜炎は多彩な症状を呈し、継続的な治疗が必要となることが多い疾患です。また、白内障や緑内障を併発し、外科的治疗が必要になることもあります。その场合、当科のそれぞれの専门クリニックと协力し治疗にあたります。
ベーチェット病やサルコイドーシスなど、病态に応じて理宇枚胶原病内科や呼吸器内科、神経内科などと连携し、精査、治疗にあたります。入院での点滴加疗のほか、网膜硝子体専门施设として紧急性の高き外科的治疗も対応可能です。
当科では元?横浜市立大学眼科讲师、现?吉野町眼科院长の中村聡先生医をお招きし、通常の眼科诊察、検査に加え必要に応じて、採血、颁罢、惭搁滨などによる全身検索もおこない的确な诊断、治疗に努めています。
视神経疾患、甲状腺眼症、重症筋无力症、斜视など视神経や眼球运动系に障害をきたしうる疾患を対応しています。疾患に応じて外来や入院でのステロイドパルス疗法などを行います。神経内科、内分泌内科、脳神経外科领域など他科にかかわる疾患が原因と考えられる场合は、协力して治疗にあたります。
斜视に関しては、外眼筋の动き、両眼视机能検査をおこない、斜视タイプを判断したうえで、プリズム眼镜での矫正や必要に応じで斜视手术も検讨します。手术は局所麻酔での日帰り手术となります。
当院では佐伯眼科クリニックの今津先生をお招きし、毎月第4木曜 午后に诊疗を行っています.
子供は成长していく过程で视机能を获得していきます。その过程で何らかの理由で视力発达が不十分となった场合は生涯にわたり视覚障害を残す可能性があります。そのため、小児期の眼の病気は早期発见早期治疗が非常に大切となります。しかし、小児眼科の分野は诊察や诊断が难しく、専门的なスキルをもつ医师は少ないのが现状です。
当科では元?福沢市民病院眼科部长、现?大船いのうえ眼科院长の井上克洋先生にお越しいただき、0歳児から様々な眼疾患を専门的に诊察します。近视、远视などの屈折异常やそれらに起因する弱视、斜视など早期に诊断し、アイパッチや眼镜を用いて治疗していきます。状况に応じて斜视手术も検讨いたします。また、小児の场合は视力検査や立体视検査など、検査が难しいことがよくありますが、当院では熟练した视机能训练士が丁寧に时间をかけて検査や眼镜処方を行います。
眼瞼下垂、涙道闭塞、涙嚢炎、眼瞼肿疡など、外眼部疾患の専门クリニックとして诊疗、治疗を行います。
他科との境界领域でもあり、眼科単独だけでは诊疗が难しいことは多く、必要な际に他科と协力して治疗にあたることがあります。
当院では眼形成?涙道の専门施设で研钻を积んだ医师により、形成外科や耳鼻科と连携をして诊疗にあたらせていただきます。
主な検査?设备机器
手术
当院ではHDR(High Dynamic Range)を搭載した眼科用リアルタイムシステム「NGENUITY?3Dビジュアルシステム」を使用し、糖尿病網膜症、网膜剥离、黄斑疾患をはじめ様々な疾患を対象に硝子体手术を行っています。このシステムを利用することで、広角、高解像度、被写深度の深い映像(奥行ある見え方)で手术を行うことができます。また、HDRカメラにより、眼内照明を最小限に抑えることで、網膜光障害のリスクを最大限に軽減することが可能となりました。
当院では黄斑手术や血管内治療など精密な治療を必要とする硝子手术の際にパッシブ型ロボット「iArmS」を使用します。前腕を固定することにより手首が安定し、より精密で安定した操作が可能となりました。
硝子体手术時に使用する機材です。25Gの高回転数の硝子体カッター、ハイパービット?デュアルブレードプローブ(20,000cpm)を使用し、術中に起こりうる合併症を最大限に抑えることができます。また従来と比較し硝子体切除効率も高く、短時間手术が可能となりました。さらに術中は常に安定して眼内圧を保つことにより、より安全な治療を行っています。
白内障手术に使用する機材です。強力な破砕力と眼圧安定性システムが搭載され、手术中の合併症リスクを低減させることで、手术の安定性、効率性が大幅に向上ました。
検査
当科では光干渉断层计、眼底写真、蛍光眼底造影検査などさまざまな検査机器を用い、诊断と治疗评価を行っております。
光干渉断层计(翱颁罢)
近赤外光を利用し、网膜の断层像を得ることができる検査です。非接触、非侵袭的に検査が行えるため、患者さんへ负担をかけることなく、网膜の情报を得ることができます。
加齢黄斑変性、黄斑上膜、黄斑浮肿などの黄斑疾患の诊断や术后评価に役立ちます。
また网膜神経线维层欠损、视神経乳头周囲神経繊维层厚の検出し、緑内障诊断、评価にも有用です。
当科ではいくつかの翱颁罢を取り揃えており、疾患に応じて使い分けています。
黄斑疾患や緑内障の诊断、评価に优れた翱颁罢です。また网膜血流や构造を非侵袭的に可视化する翱颁罢アンジオグラフィ(翱颁罢础)机能も搭载しており、造影剤を使用することなく、患者さんに负担をかけずに高解像度の画像が撮影可能です。
共焦点レーザ走査型眼底検査装置(贬搁础)とスペクトラルドメイン翱颁罢を融合させた叁次元画像解析装置で、他に类を见ない高画质な眼底画像が得られます。フルオレセインとインドシアニングリーンを蛍光色素とする蛍光眼底造影が可能です。
従来と比較しさらに広範囲(23㎜)にかつ硝子体から網膜、強膜境界部とより深部までを撮影可能なOCTです。网膜剥离や糖尿病網膜症など黄斑疾患以外の診断や治療前評価に有用です。またOCTAも広範囲撮影が可能なため腎不全などで造影剤の使用を避けたい糖尿病網膜症や静脈閉塞症の患者さんの血流評価を低侵襲に行うこと可能です。造影剤を使用しないため、繰り返し検査を行うこともでき、病態評価に非常に有用です。
眼底写真
眼底の血管、网膜、视神経など调べる検査です。眼底写真は、体の血管を観察できる唯一の検査で、高血圧、糖尿病など全身疾患の评価にも有用です。基本、散瞳下で撮影しますが、未散瞳でも撮影可能な机材もあります。
画角200度と眼底全体の约80%をわずか0.3秒で撮影し、従来の眼底カメラでは撮影の困难であった、周辺网膜も撮影が可能となりました。赤色レーザー光を脉络膜に緑色レーザー光を网膜に反射させ、それぞれ取得した画像を合成して眼底写真のようなカラー画像がえられます。
画角45度と黄斑部と视神経を中心に撮影可能です。
蛍光眼底造影検査
造影剤としてフルオレセインおよび、インドシアニングリーンを用いて、眼底の网膜血管や脉络膜血管の血流评価を行います。糖尿病网膜症や、网膜血管闭塞症、加齢黄斑変性、ぶどう膜炎など様々な病気の诊断、治疗方针を决定する际に有用な検査です。当科ではいくつかの机材をそろえており、疾患によって使い分けています。
従来の翱辫迟辞蝉同様、画角200度と眼底全体の约80%を撮影することが可能で、かつ造影検査も可能な机材です。糖尿病网膜症や、ぶどう膜炎、静脉闭塞症など网膜全体の评価の际に使用します。
加齢黄斑変性や糖尿病黄斑浮肿など、黄斑部病変の评価に有用です。
视野検査
上下左右の见える范囲と光の感度を调べる検査です。
主に緑内障、視神経疾患、頭蓋内疾患、心因性疾患などで使用し、病状によって2種類の视野検査を使いわけます。
視野全体の評価を行います。 検査時間:片眼10~20分
中心視野30度、または10度の視野評価を行います。緑内障では自覚症状のないわずかな視野欠損も評価可能です。 検査時間:片眼5~10分程度
レーザー
后発白内障や、緑内障などに使用します。
网膜裂孔、糖尿病网膜症、网膜静脉分枝闭塞症、中心性脉络网膜症などの治疗に使用します。グリーン、イエロー、レッドの波长を疾患や病态に応じて使い分けます。
関连情报
施设认定
- 日本専门医机构认定机関研修施设
诊疗実绩
2020年からCOVID19が流行し始め、手术制限がかかったこともあり全体の件数は減少傾向にありましたが、2023年度からは徐々に手术件数も従来の件数に戻りつつあります。
| 手术方式 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 硝子体手术 | 710 | 603 | 620 | 635 | 695 | 819 |
| 緑内障手术 | 93 | 114 | 194 | 153 | 187 | 203 |
| 白内障手术 | 904 | 779 | 964 | 1,014 | 1,056 | 1,231 |
| &苍产蝉辫;网膜復位术 | 32 | 45 | 36 | 34 | 35 | 42 |
| &苍产蝉辫;硝子体注射 | 4,442 | 4,669 | 4,827 | 5,055 | 5,062 | 5,619 |
| &苍产蝉辫;光线力学疗法 | 80 | 113 | 90 | 75 | 70 | 56 |
| &苍产蝉辫;レーザー治疗 | 208 | 212 | 306 | 456 | 525 | 570 |
| &苍产蝉辫;涙点プラグ | 9 | 4 | 1 | 1 | 11 | 10 |
| 斜視手术 | 1 | 4 | 1 | 2 | 1 | 3 |
| &苍产蝉辫;その他 | 146 | 92 | 143 | 39 | 37 | 7 |