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「へき地」の少子化対策の成果を见える化
~青森県の市区町村别の15歳未満人口割合を用いた研究报告~

横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻の金子惇准教授、弘前大学の野村理助教(现岐阜大学併任讲师)、相马优树助教の研究グループは、出生率が比较的高い地域がある青森県の市区町村别の15歳未満人口(年少人口)割合*1(以下、「年少人口割合」という。)に注目し、金子准教授らが开発した「へき地度*2」を用いて、年少人口割合及び年少人口减少率との间に负の相関があることを明らかにしました。一方で、「へき地度」が高い地域でも相対的に年少人口割合が高い地域があり、それらの中で、特に予测値からの乖离が大きい上位10%を同定しました。中でも最も「へき地度」が高い西目屋村の少子化対策を确认したところ、年少人口を増加させるための様々な対策を行っていることが分かりました。本研究は、このように「へき地度」を用いてポジティブな外れ値を同定することが少子化対策の効果の指标になり得ることを示しており、今后、他の指标についても応用可能であると考えています。

本研究成果は、「Journal of General and Family Medicine」誌にPRELIMINARY REPORTとして掲載されました(2024年7月4日オンライン)。

研究成果のポイント


● 「へき地度」と年少人口割合や年少人口减少率との间に负の相関があることを示した初めての研究。

● 「年少人口割合が高い」というポジティブな予测値からのズレを持つ市区町村に注目することで、少子化対策が成果をあげている地域を同定できる可能性を示した。

●  本研究で用いた方法を他の指標にも当てはめることで、より様々な領域で成果をあげている実践をピックアップすることができる。
図1 各市町村の年少人口割合と搁滨闯の相関

研究背景

わが国の少子化は进行しており、少子化対策のための社会资源に乏しい「へき地」では対策がより困难となっています。青森県は出产数、出生率ともに减少していることから、県内市区町村毎の「へき地度」が高い分だけ、年少人口割合が低いと考えられます。しかし、必ずしも全ての市区町村にその倾向が当てはまる訳ではなく、その散布図から外れ値を见出すことで、各市区町村の少子化対策を评価できる可能性があると考えました。

研究内容

青森県の各市区町村の年少人口割合及び年少人口減少率と、「へき地度」を表す指標である RIJの関連を検証しました。それにより、年少人口割合及び年少人口減少率ともにRIJとは負の相関を認めました。また、予測値からの乖離が大きい上位10%を同定したところ、最も「へき地度」が高い西目屋村は年少人口を増加させるための様々な少子化対策を行っていることが分かりました。

今后の展开

今后はこの方法を他の地域や他の指标について応用することで、様々な施策の効果の目安としたり、有効な施策を行っている市区町村のピックアップを行ったりできると考えています。

研究费

本研究は、JSPS 科研费JP24K02670の支援を受けて実施されました。

论文情报

タイトル: Utility of the rurality index for Japan for exploring good practice solutions for declining birthrates in rural areas
著者: Osamu Nomura, Yuki Soma, Makoto Kaneko
掲載雑誌: Journal of General and Family Medicine
顿翱滨:

用语説明

*1 15歳未満人口(年少人口)割合:総人口に対する15歳未満の人口の割合。

*2 へき地度:Rurality Index for Japan(RIJ)。金子惇准教授らの研究グループが開発した、日本の医療における「へき地度」を表す尺度。本尺度を用いることで、「へき地」の医療の特徴を見える化することができる。
「へき地」という言叶は医疗资源の乏しい郡部を指す言叶として行政文书でも用いられており、英语の谤耻谤补濒に対応する言叶として本研究では「へき地」「へき地度」という言叶を用いている。ただ、「へき地」も&濒诲辩耻辞;谤耻谤补濒&谤诲辩耻辞;もネガティブなニュアンスを含んで用いられる场合もあるものの、他に适切な用语が无いため使用されているという侧面もあり、その点を鑑みて、本プレスリリースでは「」付きの「へき地」「へき地度」という表现を用いている。

お问合わせ先

横浜市立大学 広报担当
mail: koho@yokohama-cu.ac.jp

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