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プライマリ?ケアの质の高さは予防医疗に関连があることを笔颁笔颁惭评価尺度で実証
-インフルエンザワクチン接种率の全国调査で明らかに-

横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻の准教授らの研究グループは、全国20~74歳の一般住民800 名を対象としたオンライン调査から、プライマリ?ケアの質を評価する「患者中心のプライマリ?ケア評価尺度(PCPCM : Person-Centered Primary Care Measure)*1」のスコアが高いほどインフルエンザワクチン接种率が有意に高いことを初めて実証しました。

本研究成果は、「Family Practice」に掲載されました(2025年5月28日オンライン)。

 

研究成果のポイント


● 全国規模の無作為抽出オンライン调査(回答者800名)で、PCPCMが高い群は「かかりつけ医なし」群に比べ、接種率が約2倍(調整済みリスク比= 2.02, 95%信頼区間は1.51-2.70)であった。

●  PCPCMスコアが上がるほど接種率が上昇する用量反応性を示した。

● プライマリ?ケアの质の高さと予防接种などの公众卫生上重要なアウトカムに、関连があることを実証した。

研究背景

インフルエンザワクチンは全年代で推奨される予防医疗である一方、接种率は依然十分とはいえません。プライマリ?ケアは予防接种実施の主要な场であり、その质の指标として近年开発された笔颁笔颁惭は11の领域を11项目で包括的に测定できる短尺度ですが、临床アウトカムとの関连は未検証でした。本研究は、笔颁笔颁惭スコアとワクチン接种という具体的アウトカムの関连を初めて评価しました。

研究内容

本研究では、2022年11月から12月にかけて、全国150万人規模のインターネット调査パネルから年代と性別がばらつくように抽出した1,112名にアンケートを送り、800名(回答率約72%)の回答を得ました。質問票では、①ふだん健康相談に行く「かかりつけ医療機関」があるか、②その医療機関での受診体験を11項目で評価する「PCPCM」スコア、③過去1年以内にインフルエンザワクチンを受けたか、を尋ねました。

回答を分析したところ、かかりつけ医を持たない人の接种率は22%だったのに対し、かかりつけ医をもち、かつ、笔颁笔颁惭スコアが最も高い人たちでは54%と、2倍以上の开きがありました。年齢?性别?学歴?収入など生活背景を考虑して计算し直しても、この差は统计的に确かでした。また、笔颁笔颁惭スコアを4段阶に分けて比较すると、スコアが一段阶上がるごとに接种率が着実に上昇しており、笔颁笔颁惭で测定されるプライマリ?ケアの质が高いほどワクチン接种が高いことが示されました(図1)。

図1. プライマリ?ケアの質とインフルエンザワクチン接種率
调整済みリスク比は年齢、性别、教育歴、世帯年収、主観的健康観、婚姻状况、雇用状况、慢性疾患の数を调整した上で、かかりつけ医なしに比较して何倍インフルエンザ予防接种を受けているかを表している。

今后の展开

笔颁笔颁惭は28言语に翻訳され世界で利用が拡大しています。本研究は同尺度が临床アウトカム改善と结び付く可能性を示した最初のエビデンスであり、各国でのプライマリ?ケアの质の测定を后押しする成果です。今后は他の予防医疗や慢性疾患に関するアウトカムとの関连を検証し、因果推论を可能にする縦断研究などを私たちの研究チームで行っていく予定です。また、今回の成果をきっかけに诸外国の研究者によるこの领域の研究の更なる进展が期待されます。

用语説明

*1 患者中心のプライマリ?ケア評価尺度(PCPCM):プライマリ?ケア(身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療)は、病気に至る前の状態での健康相談や予防医療など、幅広い領域にまたがる。その質の評価尺度PCPCM(Person-Centered Primary Care Measure)は、患者さんの視点からプライマリ?ケアの医療機関の質を評価する質問紙で、11項目という少ない質問数でプライマリ?ケアにとって重要な11の領域を評価できる点、プライマリ?ケアの質を国際的に比較できる点が特徴となっている。横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻 金子惇准教授らの研究グループがPCPCMの日本版を開発し、2022年5月に発表。
/news/2022/202205kanekomakoto.html

 

研究费

本研究は、JSPS科研费 JP24K02670の助成、および横浜市立大学第5期戦略的研究推进事业の支援を受けて実施されました。

论文情报

タイトル: Higher Person-Centered Primary Care Measure Score Is Associated with Better Influenza Vaccine Uptake: A Nationwide Cross-sectional Study
著者: Makoto Kaneko, Hironori Yamada, Tadao Okada
掲載雑誌: Family Practice
顿翱滨:

お问い合わせ先

横浜市立大学 広报担当
mail:koho@yokohama-cu.ac.jp

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